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アルセーヌ・ルパン研究

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アルセーヌ・ルパンシリーズについての研究やコラムを載せていきます! ※まだ立ち上げたばかりで記事が少ないです。少しづつ充実させていきたいと思います!
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#アルセーヌルパン

トサカ文庫『戯曲アルセーヌ・ルパン対ハーロック・ショームズ』

【2020年4月14日】トサカ文庫から『戯曲アルセーヌ・ルパン対ハーロック・ショームズ/Arsène Lupin contre Herlock Sholmes』(1910年10月 パリ、シャトレ劇場にて初演モーリス・ルブラン 原作 ヴィクトール・ダルレ/アンリ・ド・ゴルス 作 萩原 純 訳)が発売されました。 『戯曲アルセーヌ・ルパン対ハーロック・ショームズ』とは ルブラン先生公認の、当時の戯曲作品だそうです。読み味としてはコメディで、ルパンやホームズの原典のようなミステ

「アルセーヌ・ルパン資料室」特設ページ【ラ・シャンブル・ダルセーヌ La chambre d'Arsène(Le petit musée privé sur Arsène Lupin au Japon)】

アルセーヌ・ルパン研究史において、この方のお名前とその貴重で膨大なコレクションの事は、ご紹介せずにはおれません。 ルパン研究家の住田忠久氏。 日本のルパン同好会の方たちともお付き合いが深く、また、モーリス・ルブランの伝記を書いたフランスのジャック・ドゥルアール氏にも資料を提供するなど、アルセーヌ・ルパンについて本国フランスの研究家にも引けを取らないくらいの多くの深い研究や解説を僕たちに残してくれています。 そのコレクションが収められた『ラ・シャンブル・ダルセーヌ La

オルフェーブル河岸36――パリ警視庁国家警察部

『ルパン帝国再誕計画』を立ち上げて著者の直接配信として『怪盗ルパン伝アバンチュリエ【再誕計画版】』をkindleで配信した時に、それまでの講談社やヒーローズから出ていた紙版から、いくつか大きな修正を施しました。 大きなバージョンアップとしては、上記の広告の通り「描き下ろしカラーオープニング」や「総ルビ」、「各話終わりの書き下ろしコラム」、そして「よりルブランの原作発表順に近い形の再編集」「カラーページ収録」などですが、その他にも、内容でいくつか修正した点があります。その中で