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怪盗ルパン伝アバンチュリエ出版挑戦の軌跡

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従来の出版社主導の雑誌連載とは違う方向で漫画制作を継続し、『アルセーヌ・ルパン』シリーズ原典の完全漫画化を目指す『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』。その挑戦の記録を載せていきます。
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#アバンチュリエ

やっぱりあれはルパン三世じゃなかった、みんなで色々調べて納得

たくさんの皆様が調査して下さったおかげで、いろいろ情報が出てきました。知見が深まったので大変感謝です! 調べていくうちに楽しくなってきてしまいました(笑)。フランスにおける『ルパン三世』受容史として結構面白い読み物になったかもです。 本題はこちらのnoteでの問題提起の補足です。あれを書いたタイミングでは知らなかった情報や見方が出てきて、僕の方もさらに考えを深めることができ、非常に勉強になりました。しかし、Netflixドラマ『LUPIN/ルパン』の主演男優が「モンキー・パ

kindle Direct Publishing(KDP)で10万部換算突破! シリーズ累計40万部達成

kindle Direct Publishing (KDP)で10万部突破1,KDPのオペレートページ 先日思い立って、kindle Direct Publishing(KDP)のオペレートページ(「レポート」というタブ)を詳しく研究してみました。すると… 発売開始からの総売上部数 発売開始からのkindle Unlimited 総既読KENP 発売開始からの総売上 この辺全部、参照する事ができるんですね。便利! 恥ずかしながら今まで毎日/毎月の注文数や売上アベレ

フランスの出版社Editisの日本マンガレーベルKUROKAWAさんに森田崇ご訪問

【2023年4月6日】リヨンで行われた『QUAIS DU POLAR』から始まるフランス滞在中に、『ARSÈNE LUPIN(邦題:怪盗ルパン伝アバンチュリエ)』を出してくれている、フランスの出版社Editisの日本マンガレーベルKUROKAWAさんにご訪問&インタビュー受けてきました。 これまでのフランス滞在これまでのフランス滞在中の記事です。 KUROKAWAさんご訪問KUROKAWAさんはフランスで日本漫画を出して下さっているレーベル。拙作『怪盗ルパン伝アバンチュリ

フランス/リヨンで行われたミステリ・ノワール作品の伝統的文学イベント『QUAIS DU POLAR』に森田崇がゲストとして参加

【2023年3月31日~4月2日】フランスのリヨンで行われたミステリ・ノワール作品の伝統的文学イベント『QUAIS DU POLAR(ケ・デュ・ポーラー)』に、『ARSÈNE LUPIN(邦題:怪盗ルパン伝アバンチュリエ)』の漫画家・森田崇がゲストとして招待され、『森田崇と1時間』と題するステージをはじめとする4本のイベント登壇、サイン会などを行ってきました。大変遅くなりましたが、記録としてまとめておきます! 『QUAIS DU POLAR』大会場 メイン会場です。登壇し

フランスのノワール・ミステリー系文学イベント『QUAIS DU POLAR』に森田崇が招待されました!

【2023年3月31日~】すでに10日ほど前にフランスでKUROKAWAさまから発表がありましたが、こんなイベント招待していただきました! 『QUAIS DU POLAR(ケ・デュ・ポーラー)』 フランスのリヨンで行われる、ヨーロッパの伝統的なスリラー・推理・ミステリー系の文学イベントです! 3月28日出発でフランスに渡って、このイベントに行ってきます!  『JAPAN EXPO』のような漫画イベントではないのですが、逆にミステリー系のイベントなので、漫画家を招待するの

『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』現況報告と今後の展望(2023.03.20現在)

1,現況報告【1】ルパン帝国再誕計画立ち上げによる『813』始動~現在まで お待ちくださっている方はご承知の通り、2023年3月20日現在、長らく『813』の更新が止まっております。この記事では、『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』813篇の連載の現在の状況と、今後の展望をご説明します。 ご存知の通り、講談社イブニングでスタートした『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』は、次いで小学館系列のヒーローズでの連載が『奇巌城』編で終了して以降、『813』の執筆体制からは従来の「漫画家が原稿

ノサカラボ朗読劇『アルセーヌ・ルパン #2 「虎の牙」』上演/演出の野坂実と森田崇の対談も

【2022年8月6~7日】朗読劇『アルセーヌ・ルパン #2 「虎の牙」』上演。 演出家・演出家・野坂実を中心に2021年より始動した、世界中にある名作ミステリーを舞台化していく長期プロジェクト「ノサカラボ」。 アルセーヌ・ルパン役に声優・関智一、原作者にしてルパンの親友モーリス・ルブラン役に木村良平という超一流の二人の他、梶裕貴、花澤香菜、小原好美、金光宣明、岩田光央、関俊彦など、豪華声優陣により「虎の牙」が演じられました! パンフレットには演出の野坂実さんと『怪盗ルパ

フランス版『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』が、その名も『ARSÈNE LUPIN』のタイトルでKUROKAWAから新装版発売/底本は【再誕計画版】の全10巻

【2022年5月12日】フランス版『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』が、その名も『ARSÈNE LUPIN』のタイトルでKUROKAWAから発売されました。(Amazon.frで日本からも買えます!) まずは第1巻、第2巻の発売ですが、これから1年かけて、『奇巌城』までの全10巻を順次刊行予定です。 ※追記:全10巻発売されました! フランス版『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』 ●出版社KUROKAWAの『ARSÈNE LUPIN』のページ ●大手マンガサイトMANGA-N

ノサカラボ朗読劇『アルセーヌ・ルパン #1 「813」』上演/森田崇もパンフレットに寄稿

【2021年12月4~5日】朗読劇『アルセーヌ・ルパン #1 「813」』上演。 演出家・野坂実を中心に2021年より始動した、世界中にある名作ミステリーを舞台化していく長期プロジェクト「ノサカラボ」。 アルセーヌ・ルパン役に声優・関智一、原作者にしてルパンの親友モーリス・ルブラン役に木村良平と言う、人気実力ともに超一流の二人の他、能登麻美子、小松未可子、井上喜久子、古賀葵、高木渉など、豪華声優陣により「813」が演じられました! 『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』漫画家・

『怪盗ルパン伝アバンチュリエ 813〈上〉』待望の“紙”書籍化

【2021年3月31日】『怪盗ルパン伝アバンチュリエ 813〈上〉』待望の“紙”書籍化です! 出版社様は…なんと『ぴあ』社様から! ★内容紹介『奇巌城』事件の悲劇の後 アルセーヌ・ルパンの消息は パリはおろか、世界中のいかなる地からも 聞こえてこなかった。 それから4年。 パリのパレス・ホテルで、ダイヤモンド王 ケッセルバッハが殺された! 現場に残された血染めの名刺には 「アルセーヌ・ルパン」の文字が…。 ルパンは変わってしまったのか? そして謎の言葉「APO ON」と「8

怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】『813』編連載再開/毎月1日配信

【2021年3月1日】『怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】813編』の連載を再開いたしました。 以降、しばらくは月1回――毎月1日配信予定です。 現状まだ体制が安定せず、試行錯誤や突発的な問題も多いので、月2回刊は時期尚早との判断です。ひとまず月産ペースは落としつつ、月イチでコンスタントにリリースできたらと思います。状況が許せばペースを上げていきたいと思いますので、改めてよろしくお願いします。 『813』編は、下記 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】81巻 からです

『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』の今後のリリース体制について(2021年1月12日現在)

年末年始あたりに『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』の今後のリリース体制などについてお知らせがあります、とプチ予告をしていたのですが、遅くなりましたが、その事について発表いたします。 ザックリ言って、良いニュースと悪いニュースがあります。 【ネガティブなニュース】2021年より、諸事情により、大洋図書様を通じた多ストア配信を終了し、弊社エギーユ・クルーズのKDP直接配信による「kindle専売体制」に戻ります。 今後はkindle以外のストアではご購入できなくなります。『813

森田崇『怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】』新章『813』編kindleダイレクトパブリッシング(KDP)にて連載開始

【2020年5月】森田崇『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』の新章『813』編が、kindleダイレクトパブリッシング(KDP)にて連載開始した。同シリーズは今後【単話版】で連載を継続し、【再誕計画版】として従来の単行本ボリュームの発売をする。 『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』は、モーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』シリーズを、ルパン初登場の『アルセーヌ・ルパンの逮捕』から原典にできるだけ忠実に漫画化するコンセプトの作品。 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【再誕計画版】(単行本)

怪盗ルパン伝アバンチュリエ×ハヤカワ文庫コラボ/描き下ろし全面帯で発売

【2019年2月】怪盗ルパン伝アバンチュリエ×ハヤカワ文庫コラボフェア! 2019年に発売したハヤカワ文庫トール版ルパンの全面帯に、描き下ろしイラストを描かせていただきました。『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』イラスト帯バージョン、モーリス・ルブラン『カリオストロ伯爵夫人』『奇岩城』。全国主要書店にて発売! 『奇岩城』に関しては『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』でも描ききったのですが、『カリオストロ伯爵夫人』については僕の今回初めての公式イラスト化。この作品は20歳のアルセーヌ・