マガジンのカバー画像

怪盗ルパン伝アバンチュリエ出版挑戦の軌跡

37
従来の出版社主導の雑誌連載とは違う方向で漫画制作を継続し、『アルセーヌ・ルパン』シリーズ原典の完全漫画化を目指す『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』。その挑戦の記録を載せていきます。
運営しているクリエイター

#怪盗ルパン伝アバンチュリエ

ノサカラボpresents『ミステリーサンデー』でアルセーヌ・ルパントーク/森田崇がゲストとして出演

【2023年10月22日】朗読劇『アルセーヌ・ルパン』を上演されているノサカラボさんのラジオ、ノサカラボpresents『ミステリーサンデー』に私、森田崇がゲストとして招待され、先日収録に行ってきました! 収録場所は渋谷の道玄坂の奥にあるスタジオで、人気の芸能人さんたちも利用されてるみたい。 ノサカラボの野坂実さんと一緒に写真撮ってもらいましたよ😆 2回収録の予定が話が弾んで3回分になってしまいました(笑)。 1回10分だから、話が弾んでこうなると思った!(笑) 以下

シリーズ累計42万部突破確定!

1,前回の概算 2か月ほど前、シリーズ累計40万部突破のご報告として、こういう記事を書きました。 が、厳密に言うとこの記事を書いた時点では、フランスのヒーローズ経由の旧版の数字と、大洋図書経由の電子多ストア展開分の数字は推測。なので正確な数字は示さずに、若干厳しめの概算で、「40万部突破」とご報告しておりました。(上記の記事参照) 2,不明であった数字が出揃いました それがこのたび、このふたつの数字がどちらも出揃いましたので、ご報告します。それぞれの担当さま、古い話

やっぱりあれはルパン三世じゃなかった、みんなで色々調べて納得

たくさんの皆様が調査して下さったおかげで、いろいろ情報が出てきました。知見が深まったので大変感謝です! 調べていくうちに楽しくなってきてしまいました(笑)。フランスにおける『ルパン三世』受容史として結構面白い読み物になったかもです。 本題はこちらのnoteでの問題提起の補足です。あれを書いたタイミングでは知らなかった情報や見方が出てきて、僕の方もさらに考えを深めることができ、非常に勉強になりました。しかし、Netflixドラマ『LUPIN/ルパン』の主演男優が「モンキー・パ

世界最速ヒットした仏ドラマ「ルパン」 主演俳優がファンだったのは漫画「ルパン三世」?……ではない

※解決篇あります! Netflixドラマ『LUPIN/ルパン』1,『LUPIN』パート3予告来た! オマール・シーの『LUPIN/ルパン』パート3の予告、来ましたね! しかもさっそく「黒真珠」という原典キーワードが! 原典アルセーヌ・ルパンガチ勢であり、そして原典ルパンへのリスペクト溢れるオマール・ルパン/アサン・ディオップにノックアウトさせられた身としては、ワクワクせざるを得ない! 2,オマールがファンだったのは漫画「ルパン三世」ではない さて。パート3が始まるのは

kindle Direct Publishing(KDP)で10万部換算突破! シリーズ累計40万部達成

kindle Direct Publishing (KDP)で10万部突破1,KDPのオペレートページ 先日思い立って、kindle Direct Publishing(KDP)のオペレートページ(「レポート」というタブ)を詳しく研究してみました。すると… 発売開始からの総売上部数 発売開始からのkindle Unlimited 総既読KENP 発売開始からの総売上 この辺全部、参照する事ができるんですね。便利! 恥ずかしながら今まで毎日/毎月の注文数や売上アベレ

3月末にお伝えしたアバンチュリエ『813』連載継続の勝利条件「その後」――果たしてどうなった?

まず前提表題の通り、3月末にお話した件の「その後」をご報告いたします。 まず、3月末日の時点での状況はこんな感じでした。 詳しくはリンク先を読んで欲しいのですが、簡単に言うと「813連載継続への勝利条件」は 1,フランス版の2022年の全売上結果が想定通り、もしくは想定以上。 2,次いで2023年中に他の国でも出版し、さらなる世界展開をする この2条件です。 そして、まずは1のハッキリした数字が、4月末に出ました。 さて、結果は…… 2022年のフランス版の売上結果や

フランス/リールでのKUROFANツアーに森田崇参加/インタビューイベントとサイン会

【2023年4月8日】KUROKAWAの招待を受けてのリヨンで行われた『QUAIS DU POLAR』から始まるフランス滞在中に、フランス北部の街リールで行われたKUROKAWAのイベントKURO FAN ツアーに参加。インタビューイベントとサイン会をしてきました! これまでのフランス滞在これまでのフランス滞在中の記事です。 パリ北駅出発パリは北駅(GARE DU NORD)から出発です。ここはルパンクラスタ的には触れずにはおれない。ハーロック・ショームズがパリに降り立つ

フランス/パリ・モンパルナスのfnacで森田崇サイン会&インタビュー

【2023年4月5日】フランスのマンガレーベルKUROKAWAの招待を受けてのリヨンで行われた『QUAIS DU POLAR』から始まるフランス滞在中に、パリ・モンパルナスのfnac(日本で言うヨドバシみたいなお店でした)でサイン会が行われ、インタビューを受けてきました。 パリで夕方まで8つの雑誌インタビュー夕方に行われるモンパルナスfnacのサイン会の前に、8つの雑誌のインタビューが行われました。日本のアニメを扱う雑誌から社会派のものまでいろいろなものがあったように思いま

フランス/リヨンで行われたミステリ・ノワール作品の伝統的文学イベント『QUAIS DU POLAR』に森田崇がゲストとして参加

【2023年3月31日~4月2日】フランスのリヨンで行われたミステリ・ノワール作品の伝統的文学イベント『QUAIS DU POLAR(ケ・デュ・ポーラー)』に、『ARSÈNE LUPIN(邦題:怪盗ルパン伝アバンチュリエ)』の漫画家・森田崇がゲストとして招待され、『森田崇と1時間』と題するステージをはじめとする4本のイベント登壇、サイン会などを行ってきました。大変遅くなりましたが、記録としてまとめておきます! 『QUAIS DU POLAR』大会場 メイン会場です。登壇し

フランス版『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』が、その名も『ARSÈNE LUPIN』のタイトルでKUROKAWAから新装版発売/底本は【再誕計画版】の全10巻

【2022年5月12日】フランス版『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』が、その名も『ARSÈNE LUPIN』のタイトルでKUROKAWAから発売されました。(Amazon.frで日本からも買えます!) まずは第1巻、第2巻の発売ですが、これから1年かけて、『奇巌城』までの全10巻を順次刊行予定です。 ※追記:全10巻発売されました! フランス版『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』 ●出版社KUROKAWAの『ARSÈNE LUPIN』のページ ●大手マンガサイトMANGA-N

森田崇『怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】』新章『813』編kindleダイレクトパブリッシング(KDP)にて連載開始

【2020年5月】森田崇『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』の新章『813』編が、kindleダイレクトパブリッシング(KDP)にて連載開始した。同シリーズは今後【単話版】で連載を継続し、【再誕計画版】として従来の単行本ボリュームの発売をする。 『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』は、モーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』シリーズを、ルパン初登場の『アルセーヌ・ルパンの逮捕』から原典にできるだけ忠実に漫画化するコンセプトの作品。 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【再誕計画版】(単行本)

怪盗ルパン伝アバンチュリエ×ハヤカワ文庫コラボ/描き下ろし全面帯で発売

【2019年2月】怪盗ルパン伝アバンチュリエ×ハヤカワ文庫コラボフェア! 2019年に発売したハヤカワ文庫トール版ルパンの全面帯に、描き下ろしイラストを描かせていただきました。『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』イラスト帯バージョン、モーリス・ルブラン『カリオストロ伯爵夫人』『奇岩城』。全国主要書店にて発売! 『奇岩城』に関しては『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』でも描ききったのですが、『カリオストロ伯爵夫人』については僕の今回初めての公式イラスト化。この作品は20歳のアルセーヌ・

〈ホームズ対ルパン〉トークショー日暮雅通×森田崇 ハヤカワミステリマガジン2019年1月号に掲載

【2018年11月24日】ハヤカワミステリマガジン2019年1月号にて、2018年9月に早川書房地下1階「ラ・リヴィエール」にて行われたイベント『パブ・シャーロック・ホームズ〈ホームズ対ルパン〉』トークショー日暮雅通×森田崇 の対談が記事化され掲載された。 「パブ・シャーロック・ホームズ〈ホームズ対ルパン〉トークショー」日暮雅通×森田崇 6ページにわたって対談が詳細に読めるようになっていますので、是非! トークショーの記事はこちら! こちらにも少しトークショーの記事。

〈特集VS怪盗紳士ルパン〉表紙に怪盗ルパン伝アバンチュリエ/ハヤカワミステリマガジン2018年11月号

【2018年9月25日】ハヤカワミステリマガジン2018年11月号にて「特集/VS怪盗紳士ルパン」が行われ、表紙に『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』のアルセーヌ・ルパンが採用された。 特集◎VS怪盗紳士ルパン ルパンVSホームズもののパスティーシュとしては最古と思われるマッサンから、北原尚彦氏の捻りのきいたVS犯罪王の最新短篇まで。 「アルセーヌ・ルパンとハーロック・ショームズ」 アンドレ・マッサン/萩原 純・訳 「アルセーヌ・ルパン最後の飛行」 ポール・ファルグ/江村諭