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怪盗ルパン伝アバンチュリエ×ハヤカワ文庫コラボ/描き下ろし全面帯で発売

【2019年2月】怪盗ルパン伝アバンチュリエ×ハヤカワ文庫コラボフェア!

2019年に発売したハヤカワ文庫トール版ルパンの全面帯に、描き下ろしイラストを描かせていただきました。『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』イラスト帯バージョン、モーリス・ルブラン『カリオストロ伯爵夫人』『奇岩城』。全国主要書店にて発売!

ハヤカワ文庫トール版ルパンの全面帯

『奇岩城』に関しては『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』でも描ききったのですが、『カリオストロ伯爵夫人』については僕の今回初めての公式イラスト化。この作品は20歳のアルセーヌ・ルパンの初めての大きな冒険であり、「カリオストロ伯爵夫人」の異名を持つミステリアスな女性ジョゼフィーヌ・バルサモ――愛称ジョジーヌ――との、愛憎入り混じった青春の記録であります。『怪盗ルパン伝アバンチュリエ【再誕計画版】』2巻で描いた『アンベール夫人の金庫』が19歳のアルセーヌ・ルパンと推察されるので、ほぼその直後ということになりますね。
このジョゼフィーヌ・バルサモと出会って、青年はアルセーヌ・ルパンとして完成した――そう思って間違いありません。

今回のフェアのもう一冊。『奇岩城』
これはもう本当に隅々まで知っているという感じで、今回のイラストも楽しく描かせて頂きました。『カリオストロ伯爵夫人』が「アルセーヌ・ルパン誕生の話」なら、『奇岩城』は奇しくも「アルセーヌ・ルパン青春の終わり」とも呼べる物語。青年怪盗紳士の誕生と終焉が読める二冊とも言えるわけです。

この機会に手にとって、原作の面白さを味わって頂けたら幸いです!

【2023年11月13日追記】

2023年11月9日より、帝国劇場にてミュージカル『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』が上演されています。この作品が、『カリオストロ伯爵夫人』とともに『奇巌城』もベースとして組み合わせた作品。少年探偵イジドール・ボートルレくんも出てきます! 僕も早速見てきました。素晴らしかった!

考えてみたら、まさに僕が全面帯を描いたこの2冊ではないか!と(笑)

今でもこのアバンチュリエ全面帯バージョンが、特にAmazonの通販で手に入るのかはわかりませんが、原作(元ネタ?)は以下の2冊です。ミュージカル『LUPIN』を見られた方、よろしければこの機会に!


『ルパン帝国再誕計画』は、アルセーヌ・ルパンファンの世界がどんどん盛り上がっていく事を願って活動しています。ご一緒にアルセーヌ・ルパンの世界を堪能しましょう。

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