御礼 ルパン聖地巡礼ツアー関係者様へ
今回のルパン聖地巡礼ツアー。応援して下さっている読者の皆様へのご報告の前に、まずはツアー関係者様への御礼から書かせてください。
まずはなにより、ノルマンディー観光カウンセラーの小川裕子さん、本当にお疲れ様でした。フランスでの折衝、エトルタ市長・副市長やマスコミとのやりとり、式典の段取り。本当に大変だったと思います。きっとお聞きしていないご苦労も山ほどあったかと思います。おかげさまで本場フランスでの『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』の存在感を大いに上げることができ、また僕自身も、一生のハイライトになるような、かけがえのない思い出を得ることができました。さらに僕たちのファンとしての無茶な要求をツアーとしての現実に着地させるご苦労。これはもう、ツアーの事を知れば知るほど、自分たちの要望に冷や汗の出る思いです。さらにはパリまでお付き合いくださってのフォロー。小川さんと添乗員の上田さん、二人のプロがいなければパリのオプショナルの方もとてもああは順調にはいかなかったと思います。(スムーズに行かせるための順路目印チェックやトイレ位置などの準備のアドバイスに加えて、地下鉄で別れた時の、小川さんがいて下さったことの安心感!) にもかかわらず、次の朝「成功でしたよ!」と笑顔で言って下さったことは本当に救われました。返す返すも、本当にありがとうございました。
小川さんの、今回の聖地巡礼ツアーのブログ記事です。
★ノルマンディー観光カウンセラー小川裕子さん Twitterアカウント
そして、今回日本から同行して下さった、添乗員の上田あき子さん。
小川さんの記事中にある通り、上田さんには本当に助けられました。
なんという安定感と安心感!
思い返すと、上田さんがいなかったら、自分たちだけだったらどうなっていただろうと思うシーンがいくつも…💦💦 素人との差でいうと、トラブル対処への手持ちのスキルが半端ないんでしょう。しかもさすがプロと思うのは、抜群の安定感でその不安を僕たちに感じさせないこと。これは自分が主催者側だったから特に感じ入ったことで、僕が一お客の立場だったらこのありがたさが分からなかったかもしれません。世の中にはそういうプロの凄さがいっぱいあるんだろうなと思いました。
加えてアバンチュリエまで事前に読み込んで頂き、聖地のポイントポイントでそこに合った漫画の場面までkindleで画像を提示して下さる細やかっぷり!(笑)参加者の皆様のテンションアップに一役買って下さいました。
★添乗員上田あき子さん Twitterアカウント
そしてこのツアーの企画を引き受けて下さったH.I.S.さま。ファン目線の無茶な企画に乗ってくださり、本当に感謝しております。
今回のツアーは僕の軽はずみな思いつきから始まった事ですが、それを現実化し成功に導いてくださったのは、それぞれの現場のプロフェッショナルのお力と献身的な努力の数々です。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
★H.I.S.ルパン聖地巡礼ツアー特設ページ
そして、『VSルパン』のさいとうちほ先生、『ルパン・エチュード』の岩崎陽子先生。お客様としてのご参加にもかかわらず、いろいろご無理を聞いてくださって本当にありがとうございました。特にサイン会は本当にお疲れ様でした。快く引き受けてくださってとても助かりました。また個人的にも、お二人のルパン漫画家様とともにこの旅を体験できたことはかけがえのない思い出になりました。最終日の自由時間、ニッシム・ド・カモンド美術館での取材する漫画家目線での共感体験はまたひとつご褒美となりました。さいとう先生が優雅な声でおっしゃる「うふふ、(資料)全部買ったら~?」に乗せられて激重になった僕の帰りの荷物を見て、「全部買うからよ~」とおっしゃられた事は忘れませんw 岩崎先生とは警察博物館までご一緒しました。入口で一緒に微妙にあたふたしたり、資料買うのに四苦八苦したり、さらには昼食のカフェでの注文や即興で入ったメトロの駅からの路線図とにらめっこしてのホテルへの帰着など、恐れ多いながら戦友感が(笑)。楽しい思い出になりました。
『VSルパン』さいとうちほ先生 Twitterアカウント
『ルパン・エチュード』岩崎陽子先生 Twitterアカウント
そして今年も現地で最高の歓迎とガイドをしてくださったムッシュ・パトリック・グゥール様! もう他人とは思えません。感謝の気持ちをお伝えするためには語彙が…。今度こそフランス語を学ばなきゃと痛感しました。
クロ・ルパン(ルパン荘)のスタッフの方も日本人ルパンファンの集団を温かく迎えて下さって感謝です。クロ・ルパンの滞在も二回目で、もう何か「帰ってきた」感が…(笑)。
エトルタの市長マダム・キャトリーヌ ミレー様、副市長ムッシュ・ピエール・アントワーヌ デュマルケ様の歓迎も感激でした。特にルパン友の会の名誉会長でもある副市長アントワーヌ・デュマルケ様のスピーチは、日本のルパン受容史事情まで詳細に踏まえたもので感動いたしました。
また、ツアーに同行して下さったゴドフロワさん、漫画雑誌ジャーナリストのセバスチャンさん。ドモワゼルの部屋の前で取材をしてくださったフランス3のテレビ局の方々。サイン会に来てくださったフランスのファンの方々。取材して下さったマスコミの方々。本当にありがとうございます。
そしてなにより、ご参加くださった皆様!
皆様の笑顔とパワーに本当に助けられました!
自分のルパンファンとしての感覚が見当違いだったらどうしようかと思ってたけど、その不安を吹き飛ばすくらい、エトルタでのエギーユとの邂逅も、ルパン荘の一室一室でも、洞窟探検も、パリでのルパン所縁の地巡りも、僕が驚くほど熱心に楽しんで下さいました。このルパンファンとしての喜びを皆様と共有できたことは、一生の思い出に残る幸せです。今回の『ルパン聖地巡礼ツアー』が成功と言えるものになったのは、皆さま一人一人がみんなでこのツアーを良い雰囲気で作り上げて下さったおかげです。本当にありがとうございました!
最後になりましたが、本来おおやけで言う事ではありませんが、ひとこと付け加えさせてください。ルパン帝国再誕計画側のスタッフとして準備でも現地でも尽力してくれた担当者、日本でバックアップをしてくれた方々、本当にありがとうございました。表の成果は僕が浴びてしまって、辛い貧乏くじを引かせてしまいました。心苦しい限りです。お返しできることがほとんど無くて申し訳ない限りですが、『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』の新章『813』の連載を、内容的にも経済的にも安定してリリースできるよう成功させて、それぞれが「続きが読みたいから応援するのだ」と言って下さった思いに応えていきたいと思います。(そうだ、再誕計画の皆さんは、ひとりひとりそれぞれ違う場面でみんな僕にそう言って下さっているのだ…)
『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』が漫画として評価されたからこそ盛り立ててもらえた僕がやるべき最大の行動は、やはりアバンチュリエの新章制作だと思います。頑張ります。新章『813』、フランスで発表した通り、決定です。連載の配信形式はまだ発表できませんが、すでにこのツアー前に、描き溜めを始めております。少なくとも今『奇巌城』編まで出ている電子書籍版の続き(11巻~)として出る事は確実です。どうぞご期待ください!
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